平成18年9月14−15日

倉敷市芸文館にて

第13回日本免疫毒性学会学術集会
同時開催
第48回日本産業衛生学会「アレルギー・免疫毒性研究会」


を,大槻が年会長/担当世話人を務めて開催いたしました。

1週間続いた雨もこの2日間だけは好天となり,スタッフも含めますと約200名弱のご参加を頂きました。

今回は,年会長がテーマ「病態形成と免疫毒性」に添って,学術大会の方向性を提示する基調講演から始めました。

それ以外には,企画として・・・・

特別講演 3題
1 Prof. Lee S. Newman University of Colorado at Denver and Health Sciences Center, USA Immunotoxicology of Beryllium Lung Disease
2 Prof. Jean F. Regal Department of Biochemistry and Molecular Biology, University of Minnesota, USA Models and Mechanisms of Chemical Respiratory Allergy:Not All Allergens are Equal
3 Dr. Hayssam Khalil, Ph.D. Charles River Laboratories Preclinical Services,Montreal, Canada Interactions between therapeutics and the immune system: case studies

招聘講演 2題
1 高野裕久 先生 国立環境研究所 環境健康研究領域 領域長 炎症と環境因子
2 坂部貢 先生 北里大学薬学部公衆衛生学教室教授/北里研究所臨床環境医学センター長 シックハウス症候群の最近動向

シンポジウム 繊維状・粒子状物質研究と免疫毒性
オーガナイザー:平野 靖史郎(国立環境研究所 環境健康研究領域 健康指標研究室)
西村 泰光(川崎医科大学 衛生学
森本泰夫 先生 産業医科大学 産業生態科学研究所 呼吸病態学 繊維状物質における有害性評価に関わる因子
西村泰光 先生他 川崎医科大学 衛生学 他 アスベスト長期曝露によるNK細胞の機能変化
古山 昭子 先生他 独立行政法人 国立環境研究所 環境リスク研究センター ナノ粒子の肺組織透過性
村上正裕 先生 大阪大谷大学 薬学部 薬剤学 Drug Delivery System としてのナノ粒子の有用性とその課題

ワークショップ 医薬品の免疫毒性試験に関するガイドライン−その進め方と試験法
オーガナイザー:澤田 純一 (国立医薬品食品衛生研究所 機能生化学部)
筒井 尚久 (三菱ウェルファーマ(株)創薬本部 安全性研究所)
澤田 純一 先生 国立医薬品食品衛生研究所 機能生化学部 ICH S8(免疫毒性)ガイドラインについて
今井 俊夫 先生他 国立医薬品食品衛生研究所 病理部 他 リンパ節・パイエル板の病理検査
久田 茂 先生 あすか製薬 ストレスに関連する変化の解釈
Dr. Andre H Penninks The IILP group investigators
TNO Quality of Life Product manager Experimental Immunology
The Immunotoxicology Inter-laboratory project (IILP): The validation of a T cell-dependent antibody response (TDAR) using keyhole limpet hemocyanin (KLH) in rats
笛木 修 先生 医薬品医療機器総合機構 ガイドライン解説

ランチョンセミナー
1 Dr. Lawrence Jacob Molecular Biology and Immunology, Central Laboratory, Charles River Laboratories Preclinical Services, Edinburgh, Edinburgh, Scotland, UK Immunotoxicological Assessment of Biologics
2 Dr. Mark Wing Experimental Biology, Huntingdon Life Sciences Ltd, USA In vitro and in vivo prediction of monoclonal antibody cytokine release syndromes in man

さらに,一般演題も29題の多くをご応募いただき,口演で16題,ポスターで13題のご発表を頂き,本当に活発な討議をしていただきました。

また,例年行っております年会賞・奨励賞には,

年会賞 辻川和丈先生 大阪大学大学院薬学研究科細胞生理分野
奨励賞 浜野宝子先生 三菱ウェルファーマ株式会社創薬研究本部安全性研究所

に,決定し,会の最後に授与式を行いました。
 
さて,以下には,学術大会全体のいろんな様子をご紹介いたします。ご覧ください。

(写真については,ご自由にダウンロードいただくか,年会長大槻まで御連絡くだされば  送付いたします)

学会主催を受けて
約1年前のチラシ
official poster Official Home Page 抄録集表紙

助成に感謝致します。 八雲環境科学振興財団 会場で映写した案内

一日目    二日目
岡山医学振興会 川崎医学・医療福祉学振興会
会場や倉敷の様子


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会場内発表の様子→

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ポスター発表の様子


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会場ロビーの様子


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倉敷チボリ公園での懇親会の様子


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スタッフのスナップ


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